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眩しさを改善

光が眩しいと感じる方

生まれつき目の色素が薄い方や眼病(黄斑変性・網膜色素変性症・緑内障・白内障など)をお持ちの方は、屋外での太陽の光だけでなく、室内での蛍光灯の光やパソコンの光などのそれ程強い光源でなくとも、通常の人よりも「眩しさを強く感じやすい」傾向にあります。また視力は良くても実は「遠視」や「乱視」のある方なども強い眩しさを訴えるケースが多くあります。

眩しさ」は「見づらさ」と直結していきますので視認性が確保できずに運転時の危険回避の遅れや、疲労感にもつながりますので強い眩しさを感じるのであればメガネやサングラスで対応をすることをお勧めいたします。(実際に当店の道沿い前で「眩しさの原因による赤信号見落とし」による自動車事故もございました)

当店では「個々の眩しさへの影響」をOPD-SCANⅢという機器を使用して実データとして測定をいたします

 

どの程度「眩しさの影響を受けているのか?」をデータとして可視化することで、個々に最適・有効であると思われるカラーレンズ・サングラスカラーレンズを選択させていただき「眩しさ対策」を行っていきます。

OPD-SCANⅢを使用することで、個々の眩しさへの影響がどの程度あるのか?を測定します。

外界の光が眼内を通過して網膜に到達するまでに眼内で乱反射してフレアが起きていないか?が分かります。

眩しさを防ぐためには眼に合わせた度数合わせも大切

視力は良いのに「眩しさ」だけには弱い・・・という方はいらっしゃいませんでしょうか?

実はそういった方々は「遠視」「乱視」などといった眼の屈折度数が隠れているケースが多くあります。特に遠視や乱視は眼の中のピント調節機能に負担が掛かりやすく、光の調整をしている虹彩との連動性と密接に関係をしています。こういったケースでは遠視や乱視といった度数を補正することで「眩しさ」が軽減されるケースがあります。また、眼の屈折度数以外にも両眼視機能と呼ばれる両眼の連動性の不調(固視ズレなど)から「眩しさ」を感じているケースなどもあります。こういったケースでは両眼視機能を補正する度数などを組み込んだメガネ・サングラスが有効になります。

眩しさを強く感じるが濃い色のサングラスだと見づらい・・・

「眩しさ」を強く訴えられる方の中で、よくあるのが「眩しいがサングラスを掛けると暗くなりすぎて見づらい・・・」とおっしゃられる方が多くいます。また、それ程強い光源でもない室内の照明に関しても「眩しさ」を感じている方なども同様のことをおっしゃいます。濃い色のカラーレンズを掛けると眩しさは緩和するが暗くなりすぎて見づらい・薄い色のカラーレンズを掛けると眩しさを十分に抑えられずに「見づらい」という矛盾を抱えているケースが多くあります。​​

「眩しさ」を強く感じる光を効果的にカットする遮光レンズ

可視光線の中で、特に「眩しさ」を感じやすい光の波長域というのがあります。

​通常のサングラスレンズは、全ての波長域の光を(多少の差はありますが)平均的に全て落としていきますので見やすさに必要な光も全てカットしてしまいます。

 

眩しさを強く感じやすい方の多くは、光の明暗に対して過敏に反応し、矛盾しているようですが暗さによる見づらさも感じやすい傾向にあります。無闇に濃度の濃いカラーレンズを使うと「暗すぎて見づらい」でも濃度の薄いカラーレンズだと「眩しい」という矛盾を抱えがちになります。

そのような方には「眩しさの原因となる光を効果的にカットして必要な光は落とさない」という機能を持つ特殊なカラーレンズが有効に働きます。それを「遮光レンズ」と呼びます。

この遮光レンズは、元々は医療用メガネとして作られており、眼病などで光に対して過敏な人のために作られたからレンズです。「遮光レンズ」は眩しいと感じやすい波長域の光のみを効果的にカットすることで濃度の濃いカラーレンズを使わなくても「暗くなりすぎないのに眩しさを防ぐ」という相反する部分を補ってくれます。(濃度によっては異なります)

 

人によってどの部分の光に対して敏感に眩しさを感じているのか?は様々ですので、遮光レンズには、色の種類が複数あり色濃度を選べることも可能です。

 

その他、遮光レンズ以外にも眩しさ対策として

*無色でも特殊コーティングなどを施すことで眩しさを緩和するレンズ(ネッツペック・DriveSafeなど)

*路面や水面のギラツキつく反射を抑える「偏光レンズ」

*昼間に眩しさを感じやすい黄色光を抑えるカラーレンズ「ネオコントラストレンズ」

​*屋外でサングラス・室内ではクリアになる「調光レンズ」

 

など様々なカラーレンズがございます。

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