電車に乗ったり、街中でもスマホを見ている方がとても多く感じます。
またその方々を観察すると・・・およそ25㎝位までかなり近づけて見ている方が非常に多いです。
およそ25㎝を見るために必要な眼の調節力は4D(ディオプトリー)
という力を必要とします。これは結構な負担量です。
年齢別による総調節力の平均値は以下の通りです
10代 14~10D
20代 10~8D
30代 7.5~4.5D
40代 4~2.5D
50代 1.5~1D
60代以降 1~0D
以前は、読書などの距離は約30~40㎝と言われていましたので、その距離で必要な調節力は2.5~3Dと言われていました。
大体40代くらいから30~40㎝くらいの距離を見る時に調節力が足りなくなるのでピントが合わせられないのでいわゆる老眼と言う症状が現れて、近く用(老眼鏡)メガネをかけるというのが流れだったと思います。
最近では調節力の豊富な10代、20代でさえ「スマホ老眼」と言われる眼の使い過ぎによるピントが合わせられない老眼のような症状になるのです。4Dの調節力を使いながら何時間も連続で見続けることはかなりの負担です。
よく「まだ老眼ではないですよね?」と聞かれることがありますが・・・
個人的には「老眼の有無はあまり関係ありませんよ」とお伝えしています。
疲れ目・ピントのボヤケなどがあれば老眼世代であろうと若い世代であろうと、関係なく近く用を使い負担を減らしたほうが良い時代だからです。
因みに私はずーと以前から近く用を使っています。
近く用のメガネには+2Dという近くの度数を入れて、目線より上方でやや遠く(-1D減る設計)の近用ワイドレンズにプリズムを入れて使用しています。
メガネの尾沢
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