遠近両用メガネご希望→近用メガネになったお話
- メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)
- 2018年4月16日
- 読了時間: 3分
遠近両用メガネをご希望でご来店された方が、近用メガネになったというケースをご紹介です。
今回近用メガネに落ち着いたのは、遠近両用メガネの慣れづらいとか歪んで気持ち悪いといった装用感の問題ではなく、お話を聞いていく上で用途に合わないということで近用メガネをオススメさせて頂きました。
この方が特に困られていたのが
①とりあえず眼が疲れてしょうがない(特に夕方以降)
②仕事で1日6時間以上の机に座った細かな手作業をされる
③仕事の後に遠くを見たりするとピントがすぐに合わなくボヤける
④近用メガネを持っているが逆に見づらい・疲れるので使っていない
遠近両用メガネを希望されていたのは、現在、運転用メガネも使われていて、以前に乱視があるからメガネをなるべく掛けるようにと言われていたがあまり使っていなかったので、それが原因ではないかと考えたからということです。
たしかにそれもあるとは思いますが、一番の問題点は1日6時間以上も机に座った細かな手作業を行なっていること、またその時に近用メガネを使っていないということです。
以前からご紹介させて頂いておりますが、人間の眼は近く見る時に最も負担がかかる構造になっています。この方は近視気味の乱視度数をお持ちでしたので近用メガネ無しでも何となく見えてしまっているのでそのまま無理して近業作業を行なってしまっていたようです。
近用メガネをお持ちでありながら使っていなかったのは、度数が合っていないのもそうですが、寄り眼の力も不十分でしたので近くの度数をしっかりと入れてしまうと寄り眼に負荷がかかり過ぎて逆に疲れてしまうというのも原因でした。
ピント調節を助ける近くの度数と、寄り眼を助ける仕組みを両方組み込まないと楽な見え方にはならないというタイプです。
また遠近両用メガネは確かに便利なのですが、どちらかと言えば遠方の見え方を重視したメガネです。6時間以上も近くを見る作業をされる方には、遠近両用よりも近くの見え方に特化した近用メガネの方が用途としては合っています。
最終的には乱視などもありますので日常で遠近両用メガネを使い、お仕事で近用メガネの使い分けをしてもらうことが一番良い選択になります。
ただ今回は、まずは「寄り眼」と「調節」といった眼に大きな負荷がかかり過ぎている問題を解決することが最優先で近用メガネで眼への負荷を減らし、落ち着いたら遠近両用へと段階を踏むこととなりました。

メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)
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